たまに無性にこの映画を見たくなるときがある。
もうかれこれ、10回は見たかも。
デカプリオの演技が良いってのもある。
実在したジョーダン・ベルフォートが株で莫大な財をなした実話に基づく映画だ。
まあ179分という長編だけど。
ひたすら口八丁手八丁で、株を売って、稼いで、大成功して、没落して、また復活するという、なんともまあ漫画みたいな話。
結構きわどいギリギリのエピソードが、物語の後半くらいまで出てくるが。
はちゃめちゃな感じが、まあ普通だったら嫌気が刺すんだけど、気持ちいいというか、
心地よいというか、もちろん、自分とは全く別世界のお話なんだけど。
テンポもいいのか軽快に物語が進んで行って、どんどん観させてくれる。
ロクでもない人物と言えばそうだけど、とても魅力的に見える。
やっぱり、スコセッシ監督とディカプリオの力量がなせる技だ。
お金と酒と女、全てを手に入れて、失う、こういう人生も経験してみたい。
あと、こういう自叙伝的な小説を書いて、みたい。